クリニックBLOG

『歯列矯正治療の費用』について

こんにちは。 大阪市旭区のいしかわ矯正歯科クリニック・非常勤歯科衛生士の松本です。

梅雨、明けましたね~♪ いよいよ夏本番!!
学生さんたちは、待ちに待った夏休み☆ (親御さんたちは…ちょっと大変~~~。)
社会人の方たちは、学生さんたちを見て「あぁ~夏休み…羨ましい…。」って思いながら、8月の夏季休暇までもうひと踏ん張り‼ (そうそう、今年から8月に『山の日』って呼ばれる国民の休日が増えましたね!!)
私たち歯列矯正歯科医院も、患者様の大半が学生さんたちですから、長期休暇が一年で最も繁忙期の体力勝負となるのが常なのです。 頑張ります…。

さて、今回のブログネタは『歯列矯正治療の費用』についてです。

歯列矯正治療の費用は、皆さんもご存じのように高額ですよね…。

だいたいですが、本格的なマルチブラケット治療と呼ばれるワイヤーを用いる矯正治療を受ける場合、通常の表側の治療で
ある医院では総額 約60万円、他の医院では~100万とか、~120万くらい。。。
(裏側からの見えない治療や、他の治療法など「見えない」とか「見えにくい」って事にこだわり始めると、これらの金額に+10万~40万円くらい掛かってきたりもします。)

こ…高額…ですよね…。
矯正治療の多くの場合は、保険適用外の『自費治療』で、患者様が治療費を全額負担するからなのです。
(保険適応の症状もあります。 →『多数歯(永久歯が6本以上)先天性欠如』、『国の定める先天性疾患』、『外科処置を伴う歯列矯正が必要な症状』。 ただし、矯正治療を行う歯科医(医院)が国が指定した医療機関でなければ、歯列矯正専門医でも保険で行えない場合が殆どです。 因みに、いしかわ矯正歯科クリニックは国の指定医療機関ですので、保険適応症例の方の治療も行っております。 あ!! 患者様が健康保険に加入していることが大前提ですょ‼)

「総額 約60万円、~100万、~120万くらい…」って医院ごとにヤケに金額に差(幅)がりますよね…。
コレは『自費治療』は、治療を施す側では『自由診療』とも呼び、
料金設定も診療内容もシステムも、各医院ごとに『自由』に決めているからなのです。
(『自費治療』と呼ばれるものは、矯正治療に限らず、医療界すべて同様です。)
…治療費の大半を国が負担し、残りの一部を患者様が負担している『保険治療(保険診療)』って、有り難いですね。

では、何故に「総額 約60万円、~100万、~120万くらい…」って金額に差(幅)があるのか??
コレは、『地域的な相場』や、各医院ごとの『料金設定と料金支払いシステムなど』が原因なのです。

『地域的な相場』…あるのですよ…、 地域によって高いとか安いっていう相場が…。
『料金設定と料金支払いシステムなど』…何のことやら?と思われる方も…。
“料金設定”は、主に医院の設備投資や矯正の装置代金、材料費など(他にも色々…)が大きく反映されているかと思います。
”料金支払いシステム”は、主に3パターンあり、
1.矯正治療費(相談料、検査料・診断料) + 矯正基本料金(どのような治療法や装置を使うか…小児矯正、成人矯正ワイヤーなど) + 来院時の処置料(調整料、観察料など)
2.矯正装置料  + 来院時の処置料(調整料、観察料)
3.総額固定制(全ての矯正治療費…相談・検査・診断・装置代・処置料が含まれている)

上記のどのパターンが良いかは、患者様の好みです。
パターン1のように細かく料金が分かれている方が低コストで治療が終了できる場合や、逆に高くなる場合もあります。
パターン2のようにある程度は料金は一律で、新しい装置が使われる度と来院時の処置料だけが請求される場合。(ちょっとマイナーかも)
パターン3のように何個装置を使おうが、何回来院回数が増えようが減ろうが、すべての料金が一律の固定。

う~ん、どのパターンが良いかは本当に難しい選択ですが、治療開始を決めるまでは、相談や検査・診断などを利用して(←コレも医院ごとに料金設定が異なります)、御自身の症状がどのような治療になり、どのくらい通院が予想されるのかを、よ~く相談していただき、治療終了までの概算を見積もってもらい、納得のいく『料金設定と料金支払いシステム』を選んでくださいね。

ではでは、今日も長くなりましたので、この辺で。。。

発芽から背丈3㎝までは順調に育っていたのに…ここまでの成長なのでしょうかね。。。(笑) 沢山の小さな患者様にも手でモミモミと可愛がってもらったイルカちゃんの種まき成長記録、この辺で終了かな?

発芽から背丈3㎝までは順調に育っていたのに…ここまでの成長なのでしょうかね。。。(笑)
沢山の小さな患者様にも手でモミモミと可愛がってもらったイルカちゃんの種まき成長記録、この辺で終了かな?