去る7月2日から4日まで神戸で国際インプラント矯正学会が開催され、出席してきました。
インプラント矯正とは、インプラントを用いた矯正治療の事ですが、矯正治療が終わった後には使ったインプラントは撤去します。
歴史は古いですが、最近10年位で急激に広まってきた治療方法です。顎の骨の中に小さなネジを埋め込み、そこを固定源として歯を動かしたりします。
従来の矯正治療に使う装置では難しかった矯正治療が可能となり、治療計画も大幅に変わってくるような画期的な方法です。
今年神戸で開かれた近畿東海矯正歯科学会大会と同時開催で、各国からいろいろなドクターが神戸に集結しました。
15年位前のインプラントに比べるとかなり装着感もよく、患者さんの負担にならない治療法になりつつあります。
まだまだインプラント装置も治療方法も進化すると思いますし、これからの矯正治療には欠かせないものとなると期待しています。